太平洋戦争後、解体された旧財閥の一つに岩崎財閥がある
企業名としては、「三菱」で通り、今は三菱グループとして
依然、経済界に大きな位置を占めているが
その岩崎財閥が残した文化遺産の一つ、「開東閣」へ出向く機会を得た
広大な敷地といい豪奢な建造物といい、旧財閥の凄さを実感した
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岩崎財閥・高輪本邸 洋館 高輪の一等地の広大な敷地に建つ 豪奢な洋館がコンチェルンの凄さを物語ります |
戦前、強大な勢力を誇った財閥と言われて頭に浮かぶのは
…岩崎財閥、住友財閥、三井財閥、安田財閥 …それからそれから… といった感じでしょうか。
終戦後、解体されたとはいえ、今現在でも、「~~グループ」として
経済界では大きな位置を占めています。
その岩崎財閥-三菱グループが所有する文化遺産の一つである
東京・高輪の「開東閣」に、仕事上のお付き合いで出向く機会を得ました。
「開東閣」は岩崎一族が、高輪の広大な土地に本邸として所有していたお屋敷で
元々は伊藤博文翁が所有していた土地を明治22年に購入し、
駿河台にあった本邸から邸宅と釈迦堂を移築した後、現在も残る洋館を増築して
明治41年にほぼ完成を見たと言われますから、約00年の時を経ています。
現在は三菱グループが維持管理に当たり、クラブとして運営しているものの、
通常は非公開となっている為、滅多なことでは足を踏み入れることが難しいお屋敷です。
【 開東閣 WebSite 】
http://www.kaitokaku.jp/
今回は、三菱グループ企業のご招待を受けて伺ったのですが、
想像以上に広大で豪奢なたたずまいに、旧財閥の凄さを実感して参りました。
先ず、JR・品川駅から新八ッ橋山交差点に向かって第一京浜を進んでいくと
名高い億ションが居並ぶ高輪の一角に延々と続く高い塀のあるお屋敷があります。
これが、「開東閣」 
周囲は高い塀で覆われていて中を垣間見ることは出来ません。
やっと正門に辿りついても、門から洋館までの距離のあること!あること!!
敷地内は静寂そのものといった感じで別世界に迷い込んだような心持ちになります。
洋館は洋風建築の黎明期に多大な影響を与えたジョサイア・コンドル氏による設計で
築後100年の時を経る豪奢なたたずまいです。
その先には洋館が小さく見える程、広大な庭園が広がっていて、
ちょうどバラが満開の時を迎えていて、見事でした。
(もう少し早ければ藤が圧巻だったと伺って、…残念!?…でしたが……)
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満開のバラ園 色とりどりのバラが咲き香っていました |
洋館の内部は1階は建築当時のままで
明治を偲ばせるシャンデリア等がノスタルジックな思いを呼び起こしてくれます。
歴史を感じながら2階に上がると宴会用に改築がなされており、
一流のシェフによる美味なお食事が用意されていて
美味しくいただいて参りました。
巷間では物価の値上がりが庶民を苦しめ、
健康保険や年金の保険料徴収等のずさんな政策が
政界を大揺れさせる騒ぎになっていますが、
一方ではこんなに優美な世界も存在する……、ことを思うと
少なからず、世の不条理を思わずにはいられないものの
一時、優雅な気持ちに浸れる時間を持てたことに感謝しようと思います。
皆様も機会があったら、是非とも足をお運び下さいませ。
一見の価値ある所でございますよ!?。
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