!大感動! 「千の風になって ドラマスペシャル」
フジテレビで2週間にわたって 「千の風になって」と題したドラマが放映された
広島・長崎への原爆投下や終戦記念日を迎える8月になると
生命の尊さを訴えるテレビ番組が必ず、放映されるが
今回のドラマスペシャルは病気・動物・戦争と多岐にわたる題材を
取り上げていて、とても感銘を受ける一時となった
8月3日・4日/10日・11日とフジテレビにおいて
「千の風になって ドラマスペシャル」と題したシリーズものが放映されました。
http://www.fujitv.co.jp/sen/index2.html
広島・長崎への原爆投下や終戦記念日を迎える8月は
生命の尊さを訴える特別番組が毎年、放映されますが
今年のワタクシメは、このスペシャルドラマシリーズにすっかり大感動!!。
2週にわたって涙ウルウル(!?) になりました(@_@).。o○b
…ので!…、…そのことを少し書いてみようかなぁ… と …!?…。
= 『 千の風になって』 =
『千の風になって』」 は 英語名 『a thousand winds』
(…ズバリ! 千の風!…)と題する作者不詳の詩で、
19世紀末に米国に渡った英国人の詩であるという説や
米国先住民から伝承された詩等の諸説があるようです。
Do not stand at my grave and weep;
I am not there, I do not sleep.
I am a thousand winds that blow.
I am the diamond glints on snow.
I am the sun on ripened grain.
I am the gentle autumn's rain.
When you awaken in the morning's hush,
I am the swift uplifting rush
Of quiet birds in circled flight.
I am the soft stars that shine at night.
Do not stand at my grave and cry;
I am not there, I did not die.
( Author Unknown : 作者不詳)
綴られた文字から溢れ出す温かさは世界中の多くの人の心を癒しており
最近では、アメリカにおける同時多発テロの追悼式でテロの犠牲となった父親へ
11歳の少女がこの詩を朗読して人々の涙を誘い、
改めて大きな反響を呼んだことは有名です。
日本では、芥川賞受賞作家・新井満さんが 2001年に日本語訳詞及び作曲をして、
わずか30枚を奥様を亡くされて嘆くご友人のために制作されました。
そして、2003年8月に朝日新聞の<天声人語>で取り上げられると
その内容に感銘を受けた読者からの問合せが殺到し、
11月に、『千の風になって』 というタイトルで
詩集とシングルが発売されるに至っています。
また、昨年の紅白歌合戦で、テノール歌手・秋川雅史さんが
歌い上げたことで大反響を呼び起こしました。
そして、多くのアーティストや一般の方々も口ずさむようになり
大きな風となって日本中を包んでいますよね!。
私の書棚にもしっかり、詩集『千の風になって』が置かれていて
この詩に心癒されたことがありました。
邦訳・出版された新井満さんは、死者からの手紙として書かれた詩の中に
生命の永遠性を見出していらっしゃいますが、私もこの詩を一読した時、
たとえ肉体は死んだとしても、魂は風や雪となって愛しい人を包み
見晴るかす大空を吹きわたっているとしたら、そこに悲嘆はなく、
~ 生も歓喜 死も歓喜 ~
と言われる生命観が垣間見える気持ちになりました。
…それに人々は癒されるのでは… と密かに思いおる一人です。
その『千の風になって』をモチーフとしたドラマスペシャルは
とても心打たれる内容となっていました!。
( ★参考URL:千の風になって-新井満 http://www.twin.ne.jp/~m_nacht/ )
= 「千の風になって ドラマスペシャル」 =
どのドラマも生と死を見つめているだけに
衝撃や感動を感じられた方が多いと思います。
3日に放映された「家族へのラブレター」は
『千の風になって』に、とても、即した内容のドラマです。
平穏に暮らしていた主婦の身に突然、襲いかかる病魔……。
進行性のガンに侵されて余命3ヶ月と宣告されてからの
ご本人・ご家族の葛藤はどれ程のものだったか……。
私自身も親族や友人などをガンで何人も見送っているだけに、
その心境を思っただけでも胸の詰まる思いになりました。
3人の子供達を残して逝かなければならない母の苦しみや
世界で一番頼れる大切なお母さんをガンに取られてしまう
夫や子供の悲しみを乗り越えて
迫り来る病魔・死魔に真正面から対峙し、
懸命に生き抜く家族の姿にはとても感動させられて
他にやらなければならない事があったにも拘らず、
すっかりテレビに見入ってしまい、後が大変だった程です!?。
それに対して、後の2番組は戦時中の酷さを底辺において描かれています。
動物と人間の情愛を描いた「ゾウのはなこ」は
生命の大切さを物語る時には、人間と動物の区別はないことを訴えています。
…動物園は平和な国にしかない… というメッセージに
深い深い意味を感じたのは私だけではなかったのではないでしょうか……。
特にバースデープレゼントにゾウの置物を頂くくらいゾウ好きのワタクシメ(!?)
60歳を過ぎてひっそりと暮らすはなこに思い入れも一入(ひとしお)になりました。
戦時中、「空爆で檻が破壊され、猛獣が逃げ出したら…」との危惧から
動物を次々と殺さなければならなかった飼育係の方々の懊悩を思うと
各地の動物園が子供達で賑わう夏休みを過ごせている
今の幸せを思わずにいられません。
2日続けて放映された「はだしのゲン」は
漫画家・中沢啓治さんが被爆体験をもとに
戦争への怒りと悲しみや生命の大切さを
広島で仲良く暮らす一家族の物語として描いた自叙伝として
漫画発行部数・650万部を誇るベストセラーです。
初のドラマ化と言われるテレビ番組でも
理不尽な戦争の犠牲となっても挫けることなく生き抜く
庶民の逞しさ・貴さが余すところなく語られていました。
我が子の幸せを願う私利私欲のない親心や
必死に生きる父母の後姿を支える子供の健気さは
社会が如何なる時代を迎えようとも不変であることを教えてくれます。
また、「歌は世に連れ、世は歌に連れ」と言われる歌を
歌うことの素晴らしさに改めて気付かされ、
子供達が歌で自らを勇気付ける屈託ない姿に
~ 芸術は権力を超える! ~
と言われる所以はここにあるのだろうか… とも考えさせられました。
(…革命の時に歌あり!… と言われるのもこんな所からなのでしょうや…!?…)
戦争を知らない幸せな世界に生まれ育った私なぞからすると
…戦時下での生活は如何に苦しくて泣き暮れるばかりの生活だろう… と
悲観的な感情ばかりが頭をよぎっちゃうものですが、
…何の!何の!…心を壊されない限り、人は明るく堂々と生きていける!…
ということを改めて教えられた心持ちになりました。
日本が世界に誇る<平和憲法>と言われる日本国憲法の
改正論議も囁かれている昨今、
夏のスペシャルドラマにウルウルしながらも(!?)
考えるべきことには、しっかりと向き合って行きたいと思わされた
今年の8月特別番組でございました!。
(見逃した方、再放送に是非、ご期待なさって下さいまし!
← 再放送してくれるといいですよねぇ!?)
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コメント
「ゾウのはなこ」は見ました。
飼育係役の反町隆史が花子を殺せず、
3頭の象が餓死する光景には胸がつぶれてしまって
動物好きの娘は「戦争絶対反対!」と力んでいました。
命を簡単に奪われた罪もない動物たちが本当にかわいそうです。
なんて書いていたら北海道の旭山動物園に行く夢を持ってるんですけど
何か事が起こらないうちに行っておかなくちゃという気持ちになっちゃった。
平和が一番。その平和をしっかり守っていかなければなりませんね。
今日は終戦記念日。余計に考えさせられます。
投稿 macoblue | 2007/08/15 12:20
テノール歌手秋川さんの「千の風になって」は
クラシック界では珍しいミリオンヒットだそうですよ!
秋川さんの格調高い歌声が受け入れられたんでしょうね。
投稿 優美 | 2007/08/20 12:10
>macoblueさん
生命の尊さは人間も動物も変わりありませんよね。
私もとてもショックと感銘を受けました。
権力におもねて猛獣を殺すことを促す園長の真情が私の胸に迫りました。
…一番辛かったのは園長ではなかったか??…と思います。
お嬢さんには、…「戦争反対!」と素直に言える心を大切にして欲しいなぁ…と
思っております!?。
また、「はだしのゲン」で、親に逆らって出兵する長男を人前では勘当したものの
我が子が乗っている列車が見える川で、「長岡浩二(ご長男の名前)万歳!」と
涙を流して叫ぶ中井貴一さんの我が子を思う父親の姿には
すっかり共感して一緒にオイオイ泣いてしまった(@_@。。。
それに応える子供たちの健気さも素晴らしくて
…人間てなんて優しくて尊貴なんだろう…と思うと同時に
懸命に暮らしていたその人達の人生を一瞬の内に奪い去った
原爆には心から怒りを覚えます。
>優美さん
秋川雅史さんの歌声は本格的な響きですものね~!?。
心の沁み入り方が違うんでしょうね。
それにしてもミリオンヒットは凄い!!。
特に中高年の方がカラオケで歌い上げることが多いとか……。
そこが大ヒットの最大要因でしょうか!?。
投稿 ナーコ | 2007/08/20 21:40