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2006/08/04

僅差の判定勝ちはボクシングの方程式?

…世の中はそれなりの道で満ちている…
昨日、一つの道程を歩み切って世界王者となった青年を見た
~亀田興毅選手 ライトフライ級世界タイトルマッチ~
今日は、「悲願達成/八百長」 と正反対の装飾語が踊っている
そのどちらもが彼の前にある道程(みちのり)なのだろうか…

昨日、ボクシング・ライトフライ級世界タイトルマッチが行われ
亀田興毅選手が12R判定勝ちを収め、夢のチャンピオンベルトを手にしました。
しかし、その判定内容が疑惑を残し、
今日はスポーツ紙をはじめかなりのマスメディアで、「抗議殺到」の文字が躍っています。

以前、フライ級・奈須勇樹選手 について書いた時
…格闘技にはあまり興味がなく… と記した通り、
私は人が殴り合う姿を見るのは決して好きではありません。
ですから奈須選手を知らなければ、
亀田選手の試合も決して見ることはなかったと思うのですが、
リング上からは想像し得ない礼儀正しい好青年の
勇樹選手を知り得る機会を得てからボクシングにも多少は縁するようになり、
7月6日も勇樹応援で後楽園ホールに足を運んでいたので
昨夜も、…どんな試合になるのだろう… とTVの前に座ったのです。

さて、…その試合振りは?… というと……。
試合内容は全くと言っていい程、違っているものの
試合のストーリーは驚く程に7月6日の勇樹選手の試合と似ていました。

<7/6 後楽園ホール 奈須勇樹VSワンミーチョーク>
ワンミーチョーク選手は、昨夏、亀田選手が3RKOした
元東洋太平洋フライ級王者なのですが、
全日本フライ級新人王の奈須選手を相手にした今回は
…どうして3Rで亀田選手がKO出来たの??… と思うくらい強く、
2Rで一度、勇樹選手はダウンを奪われました。
しかし、その時の模様をご本人は
「バランスを崩した時にたまたまパンチが入ってしまい倒れただけで
 何も効いてはいなかった」と語っています。
…だから最後まで戦えたんだ… と私はその負けじ魂に感心したのですが
その言葉を裏付けるかのように後半は勇樹選手が猛反撃!!。
ワンミーチョーク選手は逃げる一方でした。
それでも、11戦11勝9KOを誇っていた奈須選手自身が
「これは!と思う一発は入っても、次が続かなかった」と口惜しがる程、
ワンミーチョーク選手は試合巧者で、勝負は判定に持ち込まれました。
その判定は、2-1・1ポイント差で奈須勇樹の判定勝ち!!。
しかし、「ホームだったから辛くも勝てた」・「拾った勝利」・「期待外れ」等、
厳しい批評が聞かれ、…世界への道は厳しい… と
殆ど、ボクシングに縁がない私でも熾烈な闘争を肌で感じました。

<8/2 横浜アリーナ 亀田興毅VSランダエタ>
亀田選手も昨日は1Rでダウンを取られました。
そして、両者打ち合いの末、勝敗は判定に持ち越され、
2-1・1ポイント差で興毅選手の判定勝ち!!。
…何か感じません??… …ネッ!?…、
試合のストーリーが7月の奈須選手とそっくりじゃありません??。
…これって経験が浅い若いボクサーが勝利を収める時の
 ボクシングの方程式なの???… と
試合を目にしながら、私はズブの素人そのものの(!?)感慨を抱いておりました。

ただ、大きく違うところは、亀田選手の場合、
先にダウンを取ってポイントを稼いだ
対戦相手のランダエタ選手に逃げる気配が全くなかった点です。
勇樹選手の場合は最後は相手逃げ回っている感じで
まともな試合をさせてもらえなかった感があるのですが、
亀田選手は最後まで立派に試合が出来ていました。
しかも、何故、ランダエタ選手のポイントが亀田選手に劣るのか?…、
さっぱりわからない程のまともな打ち合いに私の眼にも見えました。
特に11Rで亀田選手が相手に寄りかかってしまった時は
互角のパンチを浴びる興毅選手が可哀想になった程です。
だったら、最初にダウンを奪ったランダエタ選手が
判定勝ちを収めるのが道理じゃないのか?…、と私も思うのですが…。

それだけに亀田選手への評価はかなり厳しくなっているようです。
特にTBSに抗議の電話が1日だけで37,000本もかかったと聞いて、
「ホームだから勝てた!。これがベネズエラだったら負けてた!」
と言われるのも、僅差で判定勝ちした選手が受ける洗礼、
ボクシングの方程式なのかもしれない… と思います。

亀田選手には以前から、「やらせ」・「八百長」の噂が飛び交い、
ボクシングに詳しいお知り合いは
「昨日の試合ほど、露骨な八百長試合を見たことがない。
 僕が父親の立場だったら11Rでタオルを入れているよ!?。
 今迄、本気の試合をして来なかった亀田は痛めつけられて
 怖くて仕方がなかったんじゃないか?。可哀想だ」
と言っています。 (タオルを入れる=白旗を揚げる)
試合後の記者会見等での亀田選手は相変わらずのビックマウスでしたが、
八百長の気配が万分の一でもあるのだったら彼の姿は痛ましすぎる気がします。
どちらにしても、プロスポーツの世界は厳しい……。
本当の実力を身につけて欲しいものです。

奈須勇樹選手は前回の口惜しさをバネに
10月の試合に向けて始動し始めています。
※奈須勇樹公式ホームページ -Little Tyson-
  http://www15.ocn.ne.jp/~yuhki/ 
には、奈須選手のコメント等が掲載されています。
このコメントは真実の声だと確信しております!。
どうやら10月も本物の真剣勝負に挑むようです!?。

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